openSUSE 11.0公開まであと21日
openSUSE 11.0の公開が間近とあって、公式ページではカウントダウンが始まっています。カウントダウン画像を表示するOperaウィジェットとVistaサイドバーガジェットを作ってみたので貼っておきます。リンク先は名前が異なるだけで、中身は同じです。
Operaウィジェット
サイドバーガジェット
Beta版をVMWareに放り込んでみましたが、数ヶ月前の10.3 + KDE 4にあったデスクトップアイコンのバグとタイトルバーのバグは無くなって、良い感じになっていました。
以前から、Sambaのファイルシステムへのマウントができないな…と思っていたのですが、最近のopenSUSEでは、smbmount
やmount -t smbfs
ではなくて、mount.cifs
やmount -t cifs
を使うようです。
ユーザー権限でマウントできるようにするには、mount.cifs
にsuidをセットすれば良いそうです。この場合、マウント先のsuidを無効にするオプションが自動で有効になるんだとか。
Linux CIFS Client Guide
MacBook AirでBootCamp(その後)
ブルースクリーン頻発の件については、先日のBootCampの更新でドライバのバージョンが2.0.1.8(2007/11/01)から2.0.1.10(2007/12/18)に上がって発生しなくなりました。しかしながら、2本の指をタッチパッドの上に置いた状態でしばらくすると、マウスポインタが画面端に瞬間移動したりと、相変わらず変な挙動を示します。
カラープロファイルは
/Library/ColorSync/Profiles/Displays
にあったので、このプロフィアルをWIndowsの「Color Control Panel Applet for Windows XP」(Vistaの機能の先取り)でディスプレイに割り当てると、UIから壁紙までカラープロファイルが適用され、MacOS Xと同じように表示されるようになりました。
ただし、Intelのグラフィックチップユーティリティと干渉しているのか(不明)、再起動したり、スタンバイからの復帰後に設定が標準に戻ってしまいます。一度他のプロファイルを適用して、プロファイルを再適用すると戻るのですが…。
最近と次世代のケータイサービスについて考えてみる【次世代編】
前々から書こうと思ってたのですが、そろそろネタが古くなりそうなので書くことにしました。まずは次世代の方から。
総務省の方針としては、次世代通信方式(3.9G、4G)の端末ではSIMロックを解除を義務付ける方針だとか。SIMロックには利点と欠点があったわけですが、次世代通信方式ではこの利点が薄れてくるのかなと思います。
ケータイでメールを送るとか、インターネットを見るだとか、写真を送るだとか…現在ごく普通に使われているサービスがあるのは、SIMロックがあったからと言っても過言ではないと思います。
その理由としては2つあると思います。1つは従来の通信方式ではネットワークの帯域やプロトコルなどの制限があったため、新しいサービスは通信キャリア主導でなければ難しかったこと。もう1つは、サービスに対応した端末を戦略的に生産し、さらに見かけ上低価格で端末を供給することによって、サービスに対応した環境を普及させることができたことでしょう。
しかしながら、次世代通信方式では、十分な帯域により、標準的なIP通信(かそれに相当するもの)の利用が可能になり、その上に新たなプロトコルを載せられるようになります。キャリアに依存せずに新たなサービスを開始できる可能性が大きく広がります。
あとは、十分な端末の性能向上があれば、ソフトウェアの提供だけで新しいサービスを受けられる場合もあるでしょう。ハードウェア的な制約は残るので、サービスは利用できるが遅い…ということが起きるでしょう。
ということで、次世代通信方式でSIMロックを解除するというのはアリなのではないかと思います。端末供給メーカは競争が激しくなって大変ですね。町中の販売店はもっと大変ですね。
次回に続く
前々回の日記の関連ですが、ATOKの「きょう」や「きんよう」から「2008/05/07」や「20080509」に変換する昨日が便利だ。今月→「200805」はできないけど…。