最近と次世代のケータイサービスについて考えてみる【最近編】
5月7日の続きです。半年以上経ってますが…。
最近では、未成年がインターネットやケータイを通して、何らかの犯罪に巻き込まれたり、逆に他人に危害を加えたりすることが、社会問題となっているようです。
そこで18歳未満が利用するケータイでは、有害サイトのフィルタリングが行われるようになりました。裏サイトだとか、コミュニティサイトに接続できないようにして未然に防ごうという作戦です。前編を考えた当時はブラックリスト方式にするだとか、ホワイトリスト方式にするだとか話題になっていましたが、大切なのは「そこ」では無いような気がします。
提案: 人力フィルター
そもそもの問題として、最近の子供はプライバシーが与えられ過ぎているのではないかと思います。昔(10年ほど前)の離れたコミュニケーション手段と言えば、電話。まぁ、子機があったりすることもありましたが、普通の家には1回線しかなく、親は子供が誰と電話しているのかを大体把握できたわけです。しかし、最近はケータイやら個人PCやらで、親は子供が誰とコミュニケーションを取っているのか、把握できなくなってしまいました。
そこで、提案するのが人力フィルター。要するに子供がアクセスしたサイトや電話やメールの宛先を親が知ることができるサービスです。ただアクセスをブロックするよりも、親が「良くない」ということを、伝えることが大切なのではないかと思います。プライバシーの侵害だ…という意見もあるかと思いますが、親にも子供を守らなければならない権利と義務があるので、そのためにはある程度、権利が制限されなければなりません。宛先は見られても、内容を見られないようにするなど、バランスの問題です。
もちろん、親を支援するためのツールも必要だと思います。例えば、危険なページのURLを知らせるようなものです。
この方法だと、ネットイジメなるものも防げるのではないでしょうか。学校での携帯の使用を禁止すると防げると言われていますが、本当かどうか疑問なものです。あと、機械的にサイトにアクセスできなくする…という必要は無いのではないかと思います。
10年ほど前にインターネットのチャットを通して知り合った人に助けられたという人もいますが、当時のネットは平和であったのだろうな…と思います。
1.8インチでIDEコネクタなSSD
openSUSE 11.1 on a Mac Mini (PowerPC G4)
最近思うのですが、著作権問題が解決できる番組に関しては、CMを入れたままの未加工状態であれば再配布を認めるというのはどうでしょうか。NHKがビデオオンデマンドを有料で始めたり、TBSが一部サイトでCM広告付きで配信し始めるようですが、動画配信にはそれなりの環境(サーバー、ネットワーク)が必要なわけです。再送信を認めれば、自然とデータが分散されて、配信コストは無くなると思います。
さらに広告付きにすることで、たとえ独立U局でも、CMを全世界に配信できます。最近ではCM枠を買ってくれるところが少なくなり、CM枠の価値が低下しているようですが、CMの価値を高めることができるのではないでしょうか。番組についても、同じコストで制作するのであれば、たくさんの人に配信された方が良いことが多いのではないかと思います。
さて、本題。例のMac Miniは11.1にアップデートして使用しています。最近は電源を切ったままですが。
11.1になって、相変わらずKDE 3.5のKWinとは相性が悪いのですが、KDE 4.1のKWinは問題なく動くようになったので、KDE 3.5+KWin 4で使用しています。
以前からですが、KDE4にはMac Mini(というかビッグエンディアン環境で)アイコンの色が反転する問題がありました。正常なら水色のアイコンがオレンジ色になっていました。原因はKDEの中のQtの問題であったようで、どうやら次のリリースで修正されそうです。KDE 4のカスタマイズ性が3.5並みになれば、完全移行できるかも…。